私たちは愛知県新城市で60年製材業を営んでいます。
私たちは製材会社です。
製材所の主な仕事は丸太を仕入れ、鋸で挽き、板材・角材など主に住宅等に使われる部材を生産することです。
でもそれだけではありません。
木材の新たな利用方法も提案していきたいと考えています。
●「持続可能な森林資源の保護と活用」
地元で育ったスギやヒノキを使用し、それぞれの木の特性に合わせた製材を行うことでその樹の良さを最大限に生かします。
木材には無駄がありません。大きな木材を製材した際に発生する端材は、さらに小さな材料に加工して利用します。さらに発生した端材は工場の乾燥機の燃料として使用されたり専門の業者により木材チップとして再利用されます。
製材工程における副産物であるおが屑も、地元の畜産農家によって厩舎の敷材として活用されます。
このように、地元の木材を最大限に活用することで、「持続可能な森林資源の保護と活用」に取り組んでいます。
●「木材の可能性を広げる」
私たちは、木材の可能性を広げるために、従来の使用方法にとどまらず、新たな付加価値を追求しています。
樹は長い年月をかけて成長し、木材として利用できるようになりますが、その成長過程で虫害や、風雨による損傷が生じ、利用には適さない場合もあります。
そのような捨てられてしまう木材に対し、新たな手法を取り入れて再び命を吹き込むことに挑戦しています。
この取り組みにより、木材に新たな価値を創造し、未利用材の削減に貢献します。